はじめに:何を算定すればよいか
サービスを提供しています。プロダクトカーボンフットプリントはどのように算定すればよいですか?
[MW1] サービスを提供する事業者様の場合、 PCFは最適な指標ではありません。個々の製品ではなく、サービス提供に紐づく排出量を測定する場合は、サービスのカーボンフットプリント(SCF)もプラットフォーム内で算定可能です。コンサルティング、IT、イベント運営、保守サービスなど、サービスを提供されている場合は、SCFの算定が最も適しています。SCFは、コンサルティング時間あたり、イベント1件あたり、サポートチケット1件あたりなど、提供したサービスの単位ごとに排出量を切り出す指標です。
すでにCCFの提出を求められている場合、PCFも算定する必要がありますか?
いいえ — 顧客から特に依頼されない限り、PCFの算定は任意です。とはいえ、双方にとってメリットがあります。貴社にとっては、この機能は無料でご利用いただけ、コンサルティング会社に依頼すると通常数か月を要するPCFの算定を行うことができます。顧客にとっては、PCFデータにより自社の排出量算定の精度を高めることができます。
どの製品についてPCFを算定すればよいですか?
貴社の顧客が購入している製品についてPCFを算定してください。PCFを作成すると、engage50を通じて関わっている顧客とそれを共有するオプションが選択できます。
PCFが対象とする範囲
PCFはどの排出範囲を対象としていますか?
当社のPCF計算ツールは、原材料の採取(ゆりかご)から工場出荷(ゲート)までを対象とする、クレードル・トゥ・ゲートのPCFを作成します。GHGスコープ1、2、3の上流カテゴリーを対象とし、平均値ベースの手法を用いて算定されます。
サーキュラリティ(循環性)は考慮されていますか?
現時点では対応していません。現在のPCF計算ツールは、サーキュラリティ指標を評価しておらず、内部リサイクルループ、製品の使用段階やライフサイクル終了段階、あるいはインプット材料の再生含有率は考慮されていません。
輸送に伴う排出量はどのように算定されますか?
貴社の製品固有の質量を用いて、Ecoinventのモデル化された排出係数を輸送活動に適用します。現時点では、当社のプラットフォームは下流の物流にはまだ対応していません。
PCFの算定方法
サイズ違いの製品があります。それぞれについてPCFを作成すべきですか?
いいえ。製品間の違いが寸法のみである場合は、質量ベースでPCFを1つ算定し、製品ライン全体に適用することをお勧めします。
製品のUUIDには何を入力すればよいですか?
顧客の支出データに最も現れやすいコードを使用することをお勧めします。これにより、顧客はPCFを自社の支出データに結び付けやすくなり、自社の排出量インベントリの粒度と精度が向上します。
どのコードを使うべきか判断がすぐにつかない場合は、御社のウェブサイトや製品カタログに表示されているコード、または(再販の場合は)メーカーが定めた識別コードを代わりに使っていただいて構いません。
一つの製品を複数の顧客拠点に供給している場合、輸送強度はどのように報告すればよいですか?加重平均を使うべきですか?
既に算定済みのPCFをインポートする場合、輸送強度は不要です。必要なのは 原材料調達から工場出荷までのスコープのみです。輸送強度を含めたい場合は、加重平均を使うことをお勧めします。
PCFデータの共有について
複数の顧客に異なる製品を供給している場合、顧客には自分に関連するPCFのみが表示されるようになりますか?
現時点では、プロフィールの「リクエスト」セクションで顧客とデータを共有すると、その顧客は貴社のすべてのPCFを閲覧できるようになります。データ共有オプションのより細かい粒度化については、将来のリリースに向けて現在取り組んでいるところです。
PCF方法論レポートに何を含めるべきかについて、ガイドラインはありますか?
はい。推奨される内容は以下のとおりです。
1. 製品と対象範囲
① 明確な製品の説明と仕様
② システム境界と対象とするライフサイクル段階
③ 除外事項
2. 炭素会計
① ライフサイクル段階ごとのGWP100値
② バイオジェニック炭素の明確な取り扱い(該当する場合)
③ 準拠する規格(ISO 14044、ISO 14067、GHGP など)
3. データ品質
① 一次データの情報源および収集年
② 使用した背景データの情報源およびデータベース
③ 地理的範囲、技術的網羅性、データの完全性および不足点
4. 方法論の詳細
① 機能単位・宣言単位の定義
② 使用した配分方法
③ カットオフ基準および算定アプローチ
④ 不確実性に関する考察
5. 検証
① 第三者検証の状況
② PCR(製品カテゴリールール)の参照(該当する場合)
③ 調査期間および有効期限
④ 報告書の作成者および検証者の詳細
[MW1]We have a function to calculate services footprint
